エンジンオイル入れ過ぎによるトラブル
ビューエル&ハーレーのカスタムショップの
ブーンモーターサイクルです。
油圧が上がらないという事でXBが入庫してきました。
カムカバーを開けてみると、
予想通り、クランクシャフトに装着している
オイルポンプギアのギアが粉砕していました。

それとなぜか、
オイルポンプ本体のシャフトギアも削れています。
カムシャフトのギア部と接触して
こちらも削れていました。
ポンプシャフトが持ち上がっていました。

こんな事は初めてです。
オイルポンプをばらすてみると、
鉄粉でポンプもOUT。

オーナーさんに確認してみると、
どうやら、
エンジンオイルを入れ過ぎた様です。
原因の流れを整理してみると、
エンジンオイルの入れ過ぎ
↓
オイルタンク内のオイルがいっぱいで
空気の空間が無くなる
↓
オイルのリターン側のオイルが戻れない
↓
リターン側のポンプギアに抵抗が出来、
ポンプが回らなくなる
↓
エンジンは回ろうとするので、
ポンプシャフトが浮き上がり
↓
カムギアに接触しギアの欠損
↓
鉄粉がポンプ内に入りこみポンプが固着
↓
クランクのオイルポンプギアとの抵抗ができ、
ポンプギアの欠損
こんな感じでしょうか。
エンジンオイルの入れ過ぎの原因は
レーシングスタンドを掛けて、
車体を垂直でオイルを入れたようです。
マニュアルにも、
サイドスタンドでとあります。

オイル入れ過ぎには注意してください。
・・・でも、こんなになるんだ・・・

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ブーンモーターサイクル
〒:412-0038
住所:静岡県御殿場市駒門85-2
TEL:0550-87-7517
FAX:0550-87-7518
定休日 毎週月曜日(祭日の場合は、火曜日)
営業時間 AM10:00~PM7:00
E-mail:boon-mc@ked.biglobe.ne.jp
ブーンモーターサイクルです。
油圧が上がらないという事でXBが入庫してきました。
カムカバーを開けてみると、
予想通り、クランクシャフトに装着している
オイルポンプギアのギアが粉砕していました。

それとなぜか、
オイルポンプ本体のシャフトギアも削れています。
カムシャフトのギア部と接触して
こちらも削れていました。
ポンプシャフトが持ち上がっていました。

こんな事は初めてです。
オイルポンプをばらすてみると、
鉄粉でポンプもOUT。

オーナーさんに確認してみると、
どうやら、
エンジンオイルを入れ過ぎた様です。
原因の流れを整理してみると、
エンジンオイルの入れ過ぎ
↓
オイルタンク内のオイルがいっぱいで
空気の空間が無くなる
↓
オイルのリターン側のオイルが戻れない
↓
リターン側のポンプギアに抵抗が出来、
ポンプが回らなくなる
↓
エンジンは回ろうとするので、
ポンプシャフトが浮き上がり
↓
カムギアに接触しギアの欠損
↓
鉄粉がポンプ内に入りこみポンプが固着
↓
クランクのオイルポンプギアとの抵抗ができ、
ポンプギアの欠損
こんな感じでしょうか。
エンジンオイルの入れ過ぎの原因は
レーシングスタンドを掛けて、
車体を垂直でオイルを入れたようです。
マニュアルにも、
サイドスタンドでとあります。

オイル入れ過ぎには注意してください。
・・・でも、こんなになるんだ・・・

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